
2025年10月に行われた大谷哲也器展のイベントで、天満橋にあるイデアルビストロ 山嵜シェフに大谷さんの器でお料理とお菓子をご提供していただく会を開催いたしました。
その際にお二人に器の制作に関してや料理のプロの器選びのことなど、お話していただきました。その内容を皆様にもぜひお楽しみ頂きたいです。





大谷さんの作品は、ジンバブエで産出されるペタライトという鉱物を使っています。
1200度前後で焼成するとペタライトからβスポジュメンという結晶ができます。
通常、物質は熱すると膨張するのですが、βスポジュメンは逆に収縮する性質を持っています。
この性質を利用して、膨張する粘土と混ぜることで膨張を相殺し、加熱しても割れないようにしています。
実はこのペタライトはリチウムの原料でもあります。
昨今の電気自動車の普及でリチウムイオンバッテリーが必要になり、中国の商社が独占して購入できなくなっていたのですが、2年ぶりに輸入できるようになり、作れるようになりました。